なぜelse、else ifを書かないようにすべきなのか?

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結論

else、else ifは、判定条件の理解を複雑に見せてしまうため、
ifのみで実装することが望ましい。

 

性別を判定する例

Before: else句を使用した場合

<メリット>
・多くの人が書くので、else句を使うことに心理的な安心感がある。

<デメリット>
・判定と結果がぱっと見でわかりづらい。
・判定を全て見なければ、何が設定されるか理解しずらい。

 

After: else句を使用しない場合

<メリット>
・判定と結果が1行なので、視覚的にも判断しやすい。
・条件に当てはまる場合のみ再設定される。

<デメリット>
・初心者は戸惑う(一般的な書籍では、elseを使ったコーディングを学ぶため)

 

日本語の会話に変換すると?

elseを使った場合と、ifのみの場合のコーディングを、
日本語の会話風に変換するとどうなるかをみてみましょう。

Aさん:elseを使って説明する
Bさん:ifのみで説明

Aさんの説明:elseあり

もし、”man” だったら「男」にして、
でも、もし”woman” だったら「女」にして、
でも、もし”other” だったら「その他」にして、
でも、どれでもなかったら、「未設定」にします。

Bさんの説明:ifのみ

まず、「未設定」とします。
“man” だったら「男」
“woman” だったら「女」
“other” だったら「その他」
とします。

AさんとBさんは同じことを説明していますが、
どちらの方がわかり易いでしょうか?

 

まとめ

・ifのみでコーディングすると判定と結果が明確になりやすい。
・コードを日本語の会話に変換するとわかり易さが感じられる。

 

コード全体

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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この記事を書いた人

リーマンショックの影響で26歳の時にIT業界から離れ、紆余曲折を経て34歳でエンジニアに復帰しました。
復帰前は開発未経験でしたが、独学した知識と面接時のコミュニケーション力で見事開発エンジニアとして復帰しました!
今はフリーランスエンジニアとして仕事をしています。

■保有資格
・Java Gold SE 11

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