Thymeleafで1000円単位をカンマ区切りで表示する方法

2020年8月30日

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Thymeleaf（テンプレートエンジン）で金額などの数値を
1000円単位のカンマ区切りで表示する方法です。

ここでは、カンマ区切りの機能はオブジェクト側で実装し、
Tymeleaf（View）は表示のみとします。

表示するオブジェクト（Bean）

// 基本料金
public class BasicCharge {
    private Integer price;
    private String discription;
    // 他のフィールドは省略

    // 1000円単位でカンマ区切り
    public String commaOf1000() {
    	return String.format("%,d", price);
    }
}

// 基本料金

public class BasicCharge {

private Integer price;

private String discription;

// 他のフィールドは省略

// 1000円単位でカンマ区切り

public String commaOf1000() {

return String.format("%,d", price);

}

なぜ、”%,d”で1000単位区切りになるのかというと、
,(カンマ)がd(10進数の整数)を1000単位で区切る文字としてのフラグになっているからです。
https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/java/util/Formatter.html#syntax
※フラグの項目を参照

Thymeleaf（View）

<!DOCTYPE html>
<html xmlns:th="http://www.thymeleaf.org"
      xmlns:layout="http://www.ultraq.net.nz/thymeleaf/layout">

<head>
<meta charset="UTF-8">
</head>

<body>
	<div th:fragment="contents">
		<div class="page-header">
			<h1>基本料金</h1>
		</div>
		<div class="page-content">
			<div>
				<a class="btn btn-outline-warning btn-sm" th:href="@{/basic_charge_edit}">変更</a>
			</div>
			<table border="1" th:object="${basicCharge}">
				<thead><tr><th>基本料金</th><td th:text="${basicCharge.commaOf1000()} + 円"></td></tr></thead>
				<tbody><tr><th>説明</th><td th:text="*{discription}"></td></tr></tbody>
			</table>
		</div>
	</div>
</body>
</html>

<!DOCTYPE html>

<html xmlns:th="http://www.thymeleaf.org"

xmlns:layout="http://www.ultraq.net.nz/thymeleaf/layout">

<head>

</head>

<body>

</div>

<div>

</div>

</table>

</div>

</body>

</html>

Thymeleafは、${}で渡されたオブジェクトを扱うことができます。
${basicCharge.commaOf1000()}とすることで、basicChargeオブジェクトのcommaOf1000メソッドを呼び出すことができます。

表示結果

28000が、28,000に変換されて表示されています。

参考

Javaで数値に3桁ごとにカンマを入れる方法

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この記事を書いた人

ログログ

リーマンショックの影響で26歳の時にIT業界から離れ、紆余曲折を経て34歳でエンジニアに復帰しました。
復帰前は開発未経験でしたが、独学した知識と面接時のコミュニケーション力で見事開発エンジニアとして復帰しました！
今はフリーランスエンジニアとして仕事をしています。

■保有資格
・Java Gold SE 11