2025年の再受験無料キャンペーンが出ました!
以下、公式の要約です。
- キャンペーン期間は2025年3月1日 ~ 2025年5月31日
- 1回目の受験は 2025年5月31日 までに終了している必要がある。
- 1回目が不合格で2回目を受験する場合は、2025年7月15日 までに終了している必要がある。
- 両試験(1回目と2回目の試験)ともピアソンVUEで申し込むこと。
キャンペーンコードは公式ページで確認できます。
また、1回目の受験チケットを割引で購入する方法はこちらで解説しています。

Java資格の有効期限について
Java資格一覧
Javaには以下の資格があります。
資格名 | 認知度 | 難易度 | キャリアへの影響力 | 認定団体 |
Java SE 認定資格 | 高い | 高い | グローバルで評価、専門職に有利 | Oracle |
Javaプログラミング能力認定試験 | 国内で高い | 中〜低 | 国内企業での評価が中心 | サーティファイ情報処理能力認定委員会 |
Android™技術者認定試験 | 中〜高 | 中 | モバイル開発分野で差別化可能 | 一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会 |
Java資格に有効期限はあるのか?
各Java資格において有効期限はありません。なので、無効になるということはありません。
Oracle Java SE 認定資格
資格の特徴
- OracleはJavaの公式提供元であり、Java認定資格は世界中で認知されています。グローバル企業や多国籍プロジェクトでの信頼性が高い資格です。
- Javaを使用する開発チームやIT企業では、Java認定資格を取得していることで専門知識を持つエンジニアとしてのスキルを証明できます。
- Java認定資格はJavaのバージョンごとに発行されます(例:Java SE 8、Java SE 11、Java SE 17など)。資格取得の際には、特定のバージョンの試験に合格する必要があります。
- 参考:Java SE 17 認定資格
有効期限と更新の必要性
Java認定資格には有効期限は設けられていません。しかし、以下の理由から資格の更新(新バージョンの資格取得)が推奨されます。
- 最新バージョンがキャリアに影響を与える
- Javaは頻繁に更新されており、新機能や改良が加わります。
- 最新バージョンの資格を取得することで、現在の技術トレンドに対応できるスキルをアピールできます。
- 古いバージョンの資格の評価が相対的に低下する
- 例えば、Java SE 8の資格は現在も有効ですが、Java SE 17などの新しいバージョンが主流となる中で、古い資格だと技術更新がされていないと見なされる可能性があります。
更新方法
- Silverを取得している場合
- Silverの最新バージョンを受験する必要があります。
- Java7以上であればGoldへのバージョンアップと更新を兼ねて受験することができます。
- Goldを取得している場合
- Java6の場合、アップグレード試験でJava11にできます。
- Java7以上の場合、Java17を受験できます。
- 参考:
Oracle Java認定試験の受験チケットを安く購入する方法を解説しています。

サーティファイ Javaプログラミング能力認定試験
資格の特徴
Javaプログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施する、日本国内で認知されている資格です。
- 日本国内での認定資格で、初学者から中級者向けの試験内容が用意されています。Javaを学び始めたばかりの学生や新卒エンジニアに適した資格です。
- 試験レベルは1~3級があり、技能レベルに応じて認定されます。
- 試験で使用されるバージョンはJava8です(執筆時点)。
- 参考:Java™プログラミング能力認定試験
有効期限と更新の必要性
- 資格自体には有効期限はありません。
- しかし、Java8よりもバージョンが上がった場合にバージョンアップの必要性が出てくる可能性はあるかもしれません。(当ブログの見解)
更新方法
更新という概念は今のところありません。
Android™技術者認定試験
資格の特徴
- 全世界160カ国に配信されており、日本語、英語、繁体中国語での受験が可能。
- アプリケーション技術者認定試験とプラットホーム技術者認定試験がある。
- 日本語試験しか提供されておらず、活動はあまり活発でないように思われました(当ブログの見解)
- 参考:Android™技術者認定試験制度
有効期限と更新の必要性
- 資格自体には有効期限はありません。
- Androidのバージョンアップに伴う試験更改がある場合は、更新が必要になるかもしれません(当ブログの見解)。
更新方法
更新という概念は今のところありません。
他のJava関連資格
Spring Certified Professional
資格の概要
Spring と Spring Boot の主要機能に関する候補者の専門知識と、Spring の機能を適用して本番環境対応のアプリケーションを迅速に構築および提供する能力を評価する資格です。
リンク:Spring Certified Professional 2024 [v2]
有効期限と更新方法
- 有効期限はないようです。
- Springのバージョンが大きく変わったタイミングで再試験するとよいと思います。認定時期は年毎にバージョンでわかるようになっています。
JavaのオープンソースWebアプリケーションフレームワークです。
Javaフレームワークの中でも対応範囲が広く万能型であることで人気を集めており、日本国内の案件数も多い技術です。
有効期限がなくてもOracle Java認定資格の最新バージョンを取得するべきか?

技術の進化とキャリアの維持には必要
- Javaは数年でLTSが上がっていき、古いバージョンはサポートが終了していくため、常に最新バージョンを身に着けていく必要があります。
- 仕事としても、Javaのバージョンアップ案件があったりと、業務タスクとしてJavaのバージョンアップはあり得るので、キャリアアップと学習を兼ねて最新バージョンの取得は必要と考えるべきです。
資格の影響力が必要な場合
特に講師で特定のバージョンが必要という場合は、認定証明書がないといけないため取得は必須になります。
職務経歴書でカバーすることもできる
資格を取得していない、または最新バージョンの資格を取得していないという場合でも、経歴書に書ける経験が十分にあれば問題無い場合もあります。
ただし、客観的な評価のために数年単位(2~3年程度)の経験はあった方がよいと思います。
まとめ
- Java資格に有効期限は無い。
- ただし、最新技術を学ぶためにバージョンアップは必要である。
- 資格は無くても経歴書に書けるほどの経験値があれば、それで補うこともできる。
バージョンアップは必要だとしても、Oracle Java認定資格は高額なので少しでも受験料を安くしたいところです。
Oracle Java認定試験の受験チケットを安く購入する方法を解説しています。

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