【PHP】配列と連想配列と多次元配列の説明と使用例

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配列とは?

1つの変数に複数の値を持つものです。
整数型や文字列型は1つの変数に1つの値を持ちますが、配列は同じようなデータの集まりを1つの変数に持つことができるようになっています。
配列には通常の添字配列、連想配列、多次元配列があります。
では1つずつ説明していきます。

定義

配列(添字配列)
複数の値を持つ変数。
値を特定するために、数字のキー(Key)を持つ。
このキーは重複することはありません。
それによって、どのキーがどの値を持つかを特定することができるようになっています。

連想配列
配列と同様に、複数の値を持つ変数。
配列との違いは、キーが数字ではなく文字列であること。

多次元配列
配列を値として持つ配列のこと。
配列の中にさらに配列がある状態になっています。
以降の例で実際のデータで確認して頂くとわかりやすいかと思います。

配列(添字配列)
まず通常の配列に何らかの値をセットし、それを表示させる例です。
(短縮構文で書いておりますので、PHP5.4以降対応です。)

添字となるキーが0から順に振られて値に紐づいていることがわかると思います。
これが通常の配列です。

キーが順番になっていない配列もありうるのか?
というと、あり得ます。
以下のように、キーを直接指定することで、キーと値を紐づけた配列データとすることができます。

このように、配列はキーと値を持ちます。
また、取り出し方法としてはforeachで取得するというのが一般的な方法です。

連想配列
連想配列におけるキーの指定は文字列です。


添字配列と連想配列の違いはキーが数字か文字列かの違いだけです。

多次元配列
配列の値が配列になっているというのを、売上データを例に解説します。
以下の配列は、売上データとしては4件ですが、各売上データの中身(ユーザID、販売価格、販売数、販売日時)は配列で保持されています。

上記のコード例では、キーを直接指定して値を取得していますが、foreachを2回使うことでもっと簡単に取得することもできます。

まとめ

・配列には、添字配列、連想配列、多次元配列がある。
・添字配列は数字キー、連想配列は文字列キーの配列である。
・多次元配列は配列の中に配列を持つ構造になっている。
・配列の取り出しにはforeachを使う。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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この記事を書いた人

リーマンショックの影響で26歳の時にIT業界から離れ、紆余曲折を経て34歳でエンジニアに復帰しました。
復帰前は開発未経験でしたが、独学した知識と面接時のコミュニケーション力で見事開発エンジニアとして復帰しました!
今はフリーランスエンジニアとして仕事をしています。

■保有資格
・Java Gold SE 11

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