【Java初心者向け】自分のレベルに合った入門書の探し方

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Javaを勉強しようとし始めた今、まずは適切な教材を見つけるのが最初の一歩になります。
この記事ではあなたに自分のレベルにあった入門書の探し方を教えたいと思います。

目次

自分のレベルを把握する

Javaを勉強しようと思って、ネットで「入門書 おすすめ」などと調べてみると大体同じのようなものが出てくると思います。
それらを何も考えずに選んでも大きく間違いませんが、本当に今のあなたに合っているかについてちょっと考えてみてほしいです。

というのも、今の自分のレベルにあった教材を選択しないと挫折する確率が上がってしまうからです。
よくわからない用語、なぜ動くのか変わらないコード、文字ばっかりの説明では理解に苦しんでしまいます。

だからまずは自分のレベルを把握することから始めなければなりません。

以下は自分のレベルを把握するための簡単なチェックリストになっています。
〇×で答えてもらい、〇の数を数えて最後に自分のレベルを確認してもらいます。

チェックリスト

  1. Javaが静的型付け言語であるということを知っている。
  2. Javaのエントリーポイント(mainメソッド)を書くことができる。
  3. 制御構文を知っており書くことができる。
  4. 繰り返し構造を知っており書くことができる。
  5. データ型について知っており、いくつか挙げることができる。
  6. クラス、メソッド、フィールドが何か知っており説明ができる。
  7. 配列を扱うことができる。
  8. コレクションを扱うことができる。
  9. 例外処理を扱うことができる。
  10. 継承について説明できる。
  11. オーバーロードについて説明できる。
  12. オーバーライドについて説明できる。
  13. カプセル化について説明できる。

レベルチェック

  • 0~3点
    • 完全な初心者
    • [状態] Javaを知ったばかりで、どのようにコーディングすべきかまだよくわかっていないレベルのようです。
    • [解決策] Javaの全般的な内容を網羅した教材でまずは一通り学んでみるとよいです。
  • 4~6点
    • 少し勉強したことがある初心者
    • [状態] コードを真似て書くことはできるが、十分に理解できているわけではないので、自分だけでコードを書くことが難しいレベルのようです。
    • [解決策] Javaの各概念がわかり易く説明してあり、コード例が豊富な書籍で実際にコードを書きながら理解を深めていくとよいです。
  • 7~10点
    • 基本的なことを押さえている初心者
    • [状態] 制御構造や繰り返しは分かっており、あとはクラスや継承といったオブジェクト指向に関して理解を深める必要があるレベルのようです。
    • [解決策] オブジェクト指向について書いてある書籍で学んで少しレベルアップしてみるとよいです。
  • 11~13点
    • 初心者を卒業し始めている
    • [状態] 回答できなかったところだけに絞って勉強すればよい状態で、わからないことはネット検索でも大丈夫と言えるレベルのようです。
    • [解決策] 入門書ではなく、より実践的な内容が学べる書籍に挑戦した方がよいです。

レベルに合った教材

自分のレベルを把握できたら次はそれを達成するために必要な教材の候補を探します。
私が教えて来たり実際に学んだ経験上、以下の書籍がおすすめです。

  • 0~3点
    • スッキリわかるJava入門第3版
    • Javaの基本的な概念が網羅されており、図やコード例も豊富なのでまずはこれを1周して一通り学ぶとよいです。

  • 4~6点
    • スッキリわかるJava入門第3版
    • 自分が十分にわかっていない箇所について学び直すのに適しています。全てをやる必要は無く、わかっていないところだけ集中的に学べばOKです。

  • 7~10点
    • 新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説 第2版
    • 制御構造や繰り返し構造はわかってきていて、今後の課題はオブジェクト指向についてになってきているはずです。この書籍はオブジェクト指向についてわかり易く書かれているのでこれで理解を深めるとよいです。

    • ※Yahoo!ショッピングでは執筆時点で電子書籍の取り扱いがありませんでした。

  • 11~13点
    • スッキリわかるJava入門 実践編 第3版
    • 初心者を卒業と言ってもいいレベルに達しているので、次のレベルに向けて進んでほしいです。これはそのための書籍です。
    • 内容としては、ラムダ式、ファイル操作、DBアクセスといった業務で使う技術や、単体テスト、リファクタリング、設計原則とデザインパターンといった上級の技術についても触れることができます。

買うなら紙書籍 or 電子書籍?

購入するのは紙書籍と電子書籍のどちらがいいかについてメリット・デメリットをまとめたので参考にして下さい。

紙書籍

メリット

  • 大抵はレイアウトが考えられているので読みやすい。
  • 不要になってら売ることができる。
  • 付箋を付けてすぐに引ける。

デメリット

  • 持ち歩くことになった場合、かさばるし重い。
  • 自宅で勉強、会社で引用するといった使い方をする場合、持ち運ばなくてはならない。

電子書籍

メリット

  • スマホ、PC、kindle whitepaperとデバイスの選択肢があり、自分の環境に合わせられる。
  • 大抵のデバイスは紙書籍より軽くて小さいので持ち歩きが楽で簡単になる。

デメリット

  • スマホだとコードが横に短くなるので改行されて読みづらいことがある。
  • 不要になっても売ることができない。
  • 付箋を付けることができないので書籍に慣れている人には向かない。

私はkindleで購入したことがありますが、技術書をkindleで読むとコードが思いのほか短く改行されてしまい読みづらかったです。
また私は紙書籍を手にもって読む方が好きなので書籍派です。

各々に一長一短がありますので、あなたに合う方を選ぶとよいと思います。

まとめ

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
ご意見・ご要望がありましたら、遠慮なくコメント下さい!

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この記事を書いた人

リーマンショックの影響で26歳の時にIT業界から離れ、紆余曲折を経て34歳でエンジニアに復帰しました。
復帰前は開発未経験でしたが、独学した知識と面接時のコミュニケーション力で見事開発エンジニアとして復帰しました!
今はフリーランスエンジニアとして仕事をしています。

■保有資格
・Java Gold SE 11

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