【Java入門】例外処理の基本的な操作まとめ

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概要

例外処理の基本的な知識と操作について記載しています。

例外処理の構文

try~catch~finally

◆基本構文

・finallyブロックは省略可能です。
・catchブロックは複数指定可能です。
・tryブロック , catchブロック , finallyブロックの順である必要があります。
・finallyブロックは必ず実行されます。(catch内でreturnしていても同様)

try~with~resource

◆基本構文

・例外発生時の処理順序です。
 ①リソースの解放
 ②catchブロックの処理
 ③finallyブロックの処理
 

検査例外・非検査例外・エラー

関係図

検査例外、非検査例外、エラーの関係を図で示します。

検査例外

ExceptionクラスのRuntimeException以外のクラスとそのサブクラスが検査例外です。
検査例外は、以下を強制します。
・try~catch句
・throws句

例として、以下のサブクラスがあります。
・IOException
・ClassNotFoundException

非検査例外

ExceptionクラスのRuntimeExceptionクラスとそのサブクラスが非検査例外です。
検査例外のような例外処理の強制はありません。

例として、以下のサブクラスがあります。
・ClassCastException
・NullPointerException
・IndexOutOfBoundsException

エラー

プログラムが回復不能なトラブルに陥った場合に発生します。
例として、以下がErrorのサブクラスです。
・OutOfMemoryError
・StackOverflowError
・NoClassDefFoundError

コード例

検査例外(try~catch~finally)

ファイルの読み込みに失敗した場合に例外処理するケース

 

検査例外(try~with~resource)

読込対象のファイルが存在しないため、リソースが開けないケース

 

非検査例外(catchしない場合)

NullPointerExceptionをcatchしないケース

 

非検査例外(catchする場合)

NullPointerExceptionをcatchするケース

 

エラー

無限ループでOutOfMemoryErrorが発生したケース

 

 

まとめ

  • 例外には、検査例外・非検査例外がある。
  • 検査例外はtry~catchまたはthrowsが強制されるが、非検査例外では強制されない。
  • エラーはシステムが回復不能である場合にスローされる。

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この記事を書いた人

リーマンショックの影響で26歳の時にIT業界から離れ、紆余曲折を経て34歳でエンジニアに復帰しました。
復帰前は開発未経験でしたが、独学した知識と面接時のコミュニケーション力で見事開発エンジニアとして復帰しました!
今はフリーランスエンジニアとして仕事をしています。

■保有資格
・Java Gold SE 11

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