本記事は
「Javaでプログラムを書けるようになってきたけど、次はどうすればレベルアップできるのか?」
と次の目標を探している方向けです。
以下のレベル感の方を対象にしています。
・Javaの基本構文はわかるようになった
・継承やインターフェースの実装を見様見真似で書ける
JSP/サーブレットでのアプリケーション開発
Javaの基本構文がわかるようになったのであれば、次は自分でアプリケーションを作ってみるのが一番です。
JSPとはJavaServer Pageの略で、サーバ上で動作する画面表示の仕組みです。
JavaとHTMLを組み合わせて動作します。
ブラウザ上から検索したり、登録するといったWebアプリケーションを実際に作ってみましょう。
デザインパターン
JSPでWebアプリケーションを作っていくと、もっと良いコードが書けるようになりたいと思ってきます。
そんなときはデザインパターンについて知っていくとよいです。
デザインパターンとは、
「プログラムを再利用できるように考えられた設計のパターン集」
のことです。
例えば、
同じようなコードをあちこちに書かなくても良くしたり、
生成するインスタンスを自動的に判定させたり、
処理の仕組みを定型化させて決まった処理を実行するようにさせたりなど。
実務で動いているプログラムを理解するために知っておくと良い知識です。
フレームワークでのアプリケーション開発
いよいよ実務レベルのWebアプリケーション開発に挑戦する時です。
実務ではJSPを使ってアプリケーションを開発することは今の時代ではもうほとんどなく、今はフレームワークを使って開発しています。
有名なJavaフレームワークには以下のようなものがあります。
・Seaser
・Struts
・SpringBoot
・PlayFramwork
この中でも今一番ホットなフレームワークは、SpringBoot です。
案件的にも多く、身に着けておくと良いフレームワークです。
後悔しないためのSpring Boot 入門書:Spring 解体新書(第2版): Spring Bootが丸分かり Spring解体新書
ラムダ式
自分でいろいろできるようになってくるとJavaをもっと使いこなしたくなります。
そんなあなたはラムダ式を使えるようになってみましょう。
とても簡単に言うと、「メソッドを変数のように扱える仕組み」です。
もうちょっと具体的に知りたい方ははこちらを参照してください。
【Java入門】ラムダ式の基本構文と変数スコープ
ラムダ式には代表的な4つのインターフェースがあります。
Supplier:値を取得する
Consumer:何らかの処理をする
Predicate:判定結果を返す
Function:処理結果を返す
実務でも時々見かけるのでサラッとでも見ておくとよいです。
バージョン管理(Git/Github)
プログラムを書いていると、前回の修正に戻したいとか、複数の修正を分けて管理したいといったことがあります。
そういう悩みを抱え始めたのであれば、そこそこ規模のあるプログラムを扱い始めているのでGit/Githubについて学んでいきましょう。
・Git
プログラムのバージョンを管理するシステム。
ローカルPC上で動作させる。
・Github
Gitで管理しているプログラムをWeb上で共同管理できるサービスです。
https://github.com/
以前のバージョン管理システムはSVNが主流でした。
しかし今ではGit/Githubが主流になりつつあります。
新しい技術を身に着ければ、モダンな環境で仕事ができるということにつながります。
まだGit/Githubを触っていないならこれから触っていきましょう。
まとめ
- JSP/サーブレットでWebアプリケーション開発をしてみる
- デザインパターンを学んで効率のよいプログラミングを身に着ける
- 実務に向けてフレームワークでのスキルを身に着ける
- Javaの新しいメカニズム(ラムダ式)を使えるようになってみる
- バージョン管理(Git/Github)を使えるようになる
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