Javaを始めるにあたって必要な知識を必要最小限でお伝えします。
前提知識
Javaで開発するにはIDE(統合開発環境)が必要です。
そしてよく使われているIDEは以下の3つです。
名称 | 無償/有償 | 特徴 | ダウンロードサイト |
---|---|---|---|
Eclipse | 無償 | 開発現場でよく使われており、ネット上の情報も豊富。 | Pleiades |
Intellij Idea | 有償(一部無償) | 使い勝手が非常によく、開発効率が良い。 | IntelliJ IDEA |
NetBeans | 無償 | 元々Oracleを中心としたコミュニティで開発されており、Oracleのテクノロジーとの相性が良い。 (2016年にApacheに寄贈済) | Apache NetBeans |
開発現場でよく使われるのはEclipseなので、最初はEclipseから始めた方がいいと思います。
慣れてきたらIntelliJ IDEAに移行してみるといいと思います。
私は元々Eclipse使いでしたが、IntelliJ IDEAを使うようになってから完全にIntelliJ IDEA派になりました(笑
使い勝手が非常によく、開発効率の良さを日々感じているので個人的にはIntelliJ IDEA推しです(^^)
NetBeansは使ったことありませんし、使っている人も周りにいなかったので通常の選択肢からは外れるんじゃないかなぁという感じです。
環境構築
他のサイトではJDKをインストールして、PATHを設定して、etcとありますが、IDE内にJavaのコンパイラと実行環境(JRE)が用意されているのでそのような作業は必要ありません。
Eclipseによる開発環境は以下を参考にしてみてください。
【Java入門】Javaの開発環境を準備しよう!
IntelliJ IDEAを使いたい場合は公式サイトの内容が充実しているのでこちらを参考にしてみてください。
初めての Java アプリケーションを作成する
いずれの場合もIDEをダウンロードして最初のプロジェクトを作成すればすぐに使えるようになっています。
最初のコード
最初のコードを書くことを慣例的に「Hello World!」と呼びます。
なので「Hello World!をやってみよう」というのを見かけたら、チュートリアルの最初なんだなぁと思っておいてください。
Eclipseを使ったHello World!はこちら
【Java入門】プロジェクトの作成からHello, World!まで
IntelliJ IDEAはこちら
初めての Java アプリケーションを作成する > コードを書く
次のステップ
開発環境ができたら本格的な勉強を始められます。
まずは自分に合ったレベルの教材を準備しましょう。
以下の記事で、自分のレベルに合った教材を選ぶ方法について書いているので参考にしてみてください。
【Java初心者向け】自分のレベルに合った入門書の探し方
まとめ
- Javaの開発にはIDEが必要である。
- IDEにはEclipse、Intellij、NetBeansがある。Eclipseは無償で良く使われており、Intellijは一部有償だが非常に使い勝手が良い。
- 自分に適した教材を手に入れて、より学んでいくことが大事。