対象読者
・これからWebエンジニアを目指す人
・フロントエンジニアとバックエンドエンジニアの違いを知らない人
フロントエンジニアかバックエンドエンジニアか?
・役割から考える
フロントエンジニア・・・主に画面側。動きのある画面作りやデザイン周りを担当。
バックエンドエンジニア・・・主に裏側。サービスの仕組みを作り上げる。
・やりたいことで考える
ユーザに体験を提供したい、使い勝手の良いUIを作りたいという方はフロントエンジニアが向いてます。
サービスの仕組みを自分で作り上げたい、DBやサーバ運用についても関わっていきたいという方はバックエンドエンジニアがいいでしょう。
・性格や得意なことで考える
フロント周りは視覚的な要素を考慮することが多いので、クリエイティブさを発揮したい人が向いていると言えます。
バックエンド側は主に仕組みづくりなので、論理的に物事を考えることが得意な人が向いています。
各々の今後のスキル目標
フロントエンジニアの方は、Vue.jsやReact.jsといったJavaScriptのフレームワークの習得が必要です。
まだそこまでいってないと方は、JavaScriptから学び始めてください。
バックエンドエンジニアにおいては、APIの設計・実装スキルが必要になってきます。
これは実際にエージェントの担当者に聞いた話です。
これからはサービスToサービス(サービス同士がつながる)が当たり前なので、APIの実装スキルは必要になってくるということでした。
どっちもやりたい場合
両方できることに越したことは無いですが、どちらか一方に強い方が自分の強みを出せますので、どちらかに絞った方がいいです。
フリーランスで仕事をする場合、フロントとバックエンドはしっかり分業されていることがほとんどです。
なので、中途半端に両方できるよりは、どちらか一方だけに特化している方が強味になります。
もしそれでも目指すのであれば、以下のようなスキルセットの比率であれば無理がないと思います。
・フロントに強いバックエンドエンジニア(フロント3:バックエンド7)
・バックエンドに強いフロントエンジニア(フロント7:バックエンド3)
そしてベンチャーで仕事をすることをお勧めします。
ベンチャーの場合は、人がいないという理由で両方をこなさなければならないことがある
からです。
どれくらい稼げるか?
・フロントエンジニアでも50万以上は稼げる
バックエンドエンジニアの方が稼げるイメージがありますが、フロントエンジニアも稼げます。
実際、私の知人も未経験から1年半の実務経験を経てフリーランスへと転身し、月単価50万円で契約しています。
まとめ
・フロントエンジニアは画面側、バックエンドエンジニアは裏の仕組み側を作る。
・クリエイティブな人はフロントエンジニア、論理的思考な人はバックエンドエンジニアが向いている。
・フロントエンジニアは、Vue.jsやReact.jsといったJavaScriptのフレームワークを身に着けること。
・バックエンドエンジニアは、APIの設計/実装スキルが将来必要になってくる。
・両方を身に着けるより、どちらか一方に強くなった方が強味になる。
それでも両方やりたいなら、ベンチャーへ行く。